東海道のなんとなくの報告 4日目(そして京都へ)

 今日で三条大橋に到達する計算となりスタートの遅れを取り戻した事になり、やる気十分でスタート。

 しかし、しばらく歩くと、山が水筒をホテルに忘れてしまった事に気づく。 悲しいかな自転車ならすぐに戻れる距離だが、足にマメ&疲労を蓄積した身では難しい。 山はこの東海道が終了したら、中山道を京都から日本橋に向かって戻る為、帰りにピックアップするとの事で取りに戻らずに進む。

 しかし、これが災いし、山が頭が痛いと熱中症を訴え始める。 その水筒を持っていない為、給水のペースが落ちたのが原因と思われる。 天気は曇りがちでしたが、湿気があり予想以上に汗をかいた事も一因であろう。 途中、神社が現れたりした際に休憩を取り、山の体調の回復を待ちながら進む。

 京都までは琵琶湖以外に特に見所もなく、疲労も手伝い大津宿もほぼスルー状態で、後でチェックしたら写真も殆ど有りませんでした…。 そんな感じで足早に進み、町並みを抜け、1号線沿いを歩いて山間に入る辺りで大雨に降られ高速道路の陸橋下で一時間の足止めを食らう。 最初から一時間ぐらいは待つ覚悟だった為か、それ程気にならずに雨が通り過ぎるのを待つが、途中、風の為に右往左往して、結局びしょびしょに…。

 雨が止んだ後は天気も良くなり、京都、三条大橋を目指す。 京都の町中に入ると、山の体調の悪さはピークに達したらしく、かなりヘロヘロであった。 旅の終点である、三条大橋に着き記念撮影をしたりして、東海道漫遊の旅は終了となった。

 東海道漫遊の旅の延べ歩行日数は19日。 しかし、通しで歩いて歩けたかはかなり怪しいですけどねぇ…、なんて思う次第。

 翌日は細君も交え、京都観光をして、その翌日も半日観光をした後、青春18きっぷにて10時間半程、電車に揺られて帰宅。

 山は次の弥次喜多街道旅を計画している模様ですが次回以降は自転車になるとの事。 九度は山道が多いですから、そこら辺も走れるツーリング自転車を調達しないといけんですなぁ…、と早くも次の準備に追われる今日この頃である。

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