東海道復路の旅 2日目

 2日目の朝は早い。

 食堂の大広間に泊まった為、朝食の準備が始まる朝5時半頃に起こされる。 早々に支度をし朝食を食べた後、早々に出発。 しかし、外は昨日よりも強い雨で、朝から気分が滅入る…。 一応天気予報では午後から晴れるとのことなので、それを信じて出発。

 本日は七里の渡し沿岸の宿場町である宮宿まで移動。 行程は100km近く、途中鈴鹿峠も越えなくてはいけない為、雨中走行ながらもぼちぼちのペースで走行。

 鈴鹿峠の入り口にさしかかった所で、登山者への注意を促す看板を発見。 雨の中自転車で鈴鹿峠を越えようという自分たちの行いを振り返りつつも鈴鹿峠に入る。
 京都側からの場合下り基調で楽なはずですが、階段等では結局担ぐ必要が有るので、峠が辛い事には変わりない事を痛感しつつ、鈴鹿峠を通過。 無理したおかげで当初の予定通り午前中に峠を越える事が出来る。

 関宿に到着したころには殆ど止み加減になる。 関宿は東海道でも町並みの保存状態が良く、風情もある上、ここでしか買えない「関の戸」なる銘菓も美味しい為お土産を購入したり、写真を撮ったりと観光気分を満喫。

 午後は雨も止み、自転車を漕ぐペースが上がる。 途中、桑名博物館に立ち寄ったのだが、桑名から宮までは渡し船で旧道に拘る必要がないことから、山が博物館の方に最適な道を教えて貰い、渡し場をチェック後はその道をひた走る事に。

 しかし、目的地周辺の地理が解らず、どこで曲がって良いかがわからないので途中コンビニで地図チェック。 そんなこんなで宮の渡しに到着し今日の行程を終了するが、本日の終了地点周辺にはホテルが無かった為、近場の駅に移動。

 地元の人に聞いてホテルが多そうな駅に移動し、交番でホテルをいくつか教えて貰うが満室だったり自転車を置く場所がなく、なんとか駅からやや離れた静かな場所にあるビジネスホテルに泊まることが出来る。

 本日も疲れからか、翌日の準備も大して出来ぬままに就寝。

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