東海道復路の旅 3日目

 本日は宮の渡しから浜松までという、この旅で最も長い102kmを移動予定である。

 距離は最も長いですが大きな峠も無く、朝から天気も良い為、気分的には結構楽だったりもして、サイクリング気分でスタートしますが、先日終了地点から結構離れていたので、スタート地点まで行くのが結構億劫だったり。 

 最初の宿場街である鳴海宿に到着。 ここは有松絞りが有名で、前回は年末に訪れたためにどこも閉まっていたのだが、今回は資料館兼土産物屋が開いていた為、立ち寄りお土産を物色。

 自分用に小銭入れや豆絞りの手ぬぐいを購入し、細君のお土産に巾着袋を購入。 印刷では無い為、2つとして同じ物がないだけに思ったよりも選ぶのに時間がかかったりするのもご愛敬である。

 その後の道程にはそれ程見所が無いだけに淡々と距離を重ねるが、途中の松並木などは保存状態が良かったりもして、街道気分を満喫しつつ撮影をしてみたり。

 旅も3日目になると少しは知恵が付き、昼飯をがっつり食べるとその後しばらく自転車を漕ぐのが辛くなる事に気づく。 そんな経験から昼食は軽くパンを食べる程度で満腹にせずに、休憩毎に羊羹や大福などの補給食を食べる方式にしたのである。 休憩時間が減り走行時間が増えるだけでなく、身体も軽い状態のまま走れる為、順調に走行をする事が出来る。

 日が傾く前に新居宿に到着するも関所には入る事は出来無い為、徒歩の旅と同じく外からの観光のみとなる。 すると浜名湖の渡しの距離を計算していない事に山が気づき、走行距離が予定より長い事に凹むが距離にして一里無い程度だったので気に病むほどでもなかった。

 宿も街道沿いの「くれ竹イン浜松」なるビジネスホテルに泊まった為、ロスタイムも最小限におさえられる。 本日は浜松という事で、旅の前から食べようと心に決めていたウナギを食し、しばしの幸せを堪能。

 その日も疲れと満腹からか気がつけば寝ておりました。

コメント