東海道復路の旅 4日目

 本日は浜松からスタートですが、浜松は東海道の中間地点なので今日から後半戦という事になる。

  走り出してすぐに天竜川を渡り、更に進むと袋井宿に到着。 ここは宿場の数で、真ん中にあたる事から「どまん中袋井」をキャッチフレーズにしているのであ る。 おみやげ物屋でお茶を頂きつつ、お土産を購入。 店の人達と話をした際、今日のルートにあ東海道3大峠の一つである小夜の中山が厳しいこと を改めて聞かされ微妙に凹みつつ、店を後に。

 峠の入り口である日坂宿の坂を見たとたん、日本橋から歩いたときに下りるのも危なかっ た坂だったことを思い出す。 最初は頑張って漕いでみるが、フロントタイヤが浮き上がり倒れそうになったので、結局自転車を押して上ることに。 なんとか 日坂宿側の峠を越すが、金谷側の峠はお節介にも石畳が再現されて居て、自転車を押すのも辛い状況だった上に、隣に舗装路が有るのに敢えて石畳を押している 自分らにも呆れてしまう。

 一難去ってまた一難。 本日はもう一つ岡部宿と丸子宿の間にある宇都ノ谷峠も越えなくては行けないのだが、こ こは階段も整備されている部分も有るが、全くの山道だったりして、ハイキングの人などから変わり者として見られてえらく辛くは有るが、下りになると程なく して間宿である宇津ノ谷宿になるため、その後は舗装路となる事から予想ほどは大変ではなかった。

 宇津ノ谷宿の民家で保管している豊臣秀吉の羽織を鑑賞した後、舗装路のありがたみをかみしめながら山を下る。 下り切った辺りに有る丸子宿の浮世絵で有名(らしい)な、とろろ汁屋にて一寸早い晩ご飯を食す。

  本日の目的地は府中宿ですが明確な目標は無いので街道端のホテルを探しながら走行。 すると安倍川を渡った辺りでビジネスホテルを発見。 小雨もぱらつい ていた事も有り、早々に宿泊を決定。 最上階に共同浴場が有るなかなかのホテルで安倍川を眺めながらジャグジーにつかり、旅行気分も堪能した後、就寝。

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