理想の旅自転車

 やはり餅は餅屋である。

 今回の東海道自転車旅で、シクロクロス車である GIOS Pure-Drop に荷台を装着して使用しましたが、改造費も含め総合的に考えると結局、ツーリング車を買った方が良かったなぁ…と思う次第。 キャリアは標準装備の機種の方が割安な上、取り付けに悩む事が無いのは楽である。

 ツーリング車はリアにマウンテンバイク用のワイドギアを採用している為、ギアレンジが広い。 荷物を積んで坂道を上る時には可能な限り低い ギアが欲しいし、リアがワイドだと前後共にギアチェンジの回数も減り、ギアトラブル自体の確立も低くなるので大変合理的である。

  長距離の旅に出ると十分な整備が出来ない状態が長い為、耐久性が重要ですがGIOS号のコンポ(SORA)は残念ながら不合格。 1000km程度の走行でチェーンが10%も伸びるという驚愕のへたり具合を経験し、最低でもTIAGRAやDEOREクラス以上は欲しいと痛感。  長い旅に出るなら、せめてチェーンだけでもグレード(耐久性)の高い物へ交換する事を強くお勧めします。

 そんな事を考えると友人の旅自転車であるTrek520 は完成されていて隙が無い。 今年から日本発売が無くなってしうのは大変惜しまれます。
  現行モデルだと Fuji Touring 、Jamis Aurora (キャリア別売り) あたりがTrek520よりも安いですし、予算があれば Cannondale の T800 とか T2000 なんかは Trek520より装備も良く、T2000はシュワルベマラソン標準で付いているのは交換の費用も手間も無いのも嬉しい。

 やっと旅自転車の完成系が見えてきましたが、自分はGIOS号で頑張るしかないので今後は地味に手を入れていく予定である。
 しかし今月は出費が嵩んで何も出来ない為、ネット上のカタログを眺めているだけなのが辛い今日この頃である。

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