今年の初お買い物

 今年初のお買い物となった「電卓」を紹介。
 
正確には去年の年末にネットで注文したもので年明けに届いた次第。

 右側が長年使って来た電卓で、プログラマーとして働き始めるにあたって購入したもの。 ちなみにシャープ製。
 16進数が使えれば良かっただけですが、値の張る関数電卓しか無く、しかたなく購入したのですが、時代が進み三角関数やベクトル系演算を多用するようになってからは活躍の場も増え、20年も現役として活躍してくれた事を考えれば元は十分以上に取れたと思われます。

 そんなお気に入り電卓を壊れてもいないのに何故買い換えたかというと、表示桁数が10桁しか無い為で、この20年でコンピューターは8bitから64bitへと進化し、ターゲットCPUも32bitが中心である事から、10桁では厳しい場面が頻発してきたのである。 やはり21世紀、時代の進歩を感じますな。

 で、今回購入した電卓は写真左側のヒューレットパッカード製の 35s というモデル。 この電卓は逆ポーランド記法での入力が可能で、それを最優先で選んだ次第。 逆ポーランド記法についてはここ等を参照。
 私自身Emacs(LISP)使いというのも有りますが、8bit時代にアセンブラでインタプリンタを組んだ際に、演算式を分解して逆ポーランド式にスタックへ積んだ当時の懐かしい記憶も郷愁を誘います。
 
 古い電卓は余生を細君の家計簿計算で過ごす事になるので無駄にはなりませんが、オーバースペック感は有るところ。
 しかし、複利計算とかでローン計画とかしていたら、それはそれで怖いですけどねぇ…、なんて思う今日この頃である。

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