ホイールの玉当たり調整

 ストライダーのサドル高を上げるついでにホイールの玉当たり調整をしてみた。

 ホイールを回すと軽快には回るもののゴロゴロと音が煩く、明らかにグリス切れである事からまずは分解清掃を行う(左上写真) ベアリングはバラけ防止の枠付きで、玉も6個しか無いモノでしたが妥当といえば妥当な気もするところ。

 デュラグリスをタップリとつけたカップにベアリングを戻して玉足り調整を開始。 ストライダーは殆どのナットが14mmなんですが、玉押し部分だけは13mmであった事からハブスパナを使用し玉当たりを行う(右写真)。

 しかし、玉足り調整をいくら行ってもホイールのガタが取れないことにしばし悩み、試行錯誤してから、このホイールのガタを取る事は不可能で有る事に気づく。 プラキャストホイールは玉当たり部分に受けカップがはまっているだけなので、いくら玉当たり調整をしてもカップとホイールとの間にガタが発生するので、どうしようも無い模様。

 その程度の事に気づかず、随分と時間はかかってしまいましたが前後ともグリスアップ&玉当たり調整を行って作業完了。

 ジャイアントがストライダーと同様のプラキャストホイールを使用せず、あえて重量的に不利なスポークホイールを選択した理由をなんとなく理解。 自転車メーカーとしての譲れなかったんでしょうな、と勝手に関心してみたり。

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